2008年3月27日星期四

バッチ パラメータ付きの修飾子使用

バッチ パラメータ付きの修飾子を使用することもできます。修飾子は、現在のドライブとディレクトリ情報を使って、部分的または完全なファイル名やディレクトリ名としてバッチ パラメータを展開します。修飾子を使用するには、パーセント (%) 記号の後にチルダ (~) 記号を入力してから、適切な修飾子を入力します (%~modifier)。

次の表は、展開できる修飾子の一覧です。

修飾子 説明
%~1 %1 を展開し、二重引用符 ("") がある場合は、これを削除します。
%~f1 %1 を完全修飾パス名に展開します。
%~d1 %1 をドライブ文字に展開します。
%~p1 %1 をパスに展開します。
%~n1 %1 をファイル名に展開します。
%~x1 %1 をファイル拡張子に展開します。
%~s1 展開されたパスにショート ネームだけを含めます。
%~a1 %1 をファイル属性に展開します。
%~t1 %1 をファイルの日付と時刻に展開します。
%~z1 %1 をファイル サイズに展開します。
%~$PATH:1 環境変数 PATH に指定されているディレクトリを検索し、%1 を、最初に見つかったファイルの完全修飾名に展開します。環境変数の名前が定義されていない場合、またはファイルが見つからない場合、この変数は空の文字列に展開されます。

次の表は、複合結果の取得に使用できる修飾子の組み合わせの一覧です。

修飾子 説明
%~dp1 %1 をドライブ文字とパスに展開します。
%~nx1 %1 をファイル名と拡張子に展開します。
%~dp$PATH:1 環境変数 PATH に設定されているディレクトリから %1 を検索し、最初に見つかったディレクトリのドライブ文字とパスに展開します。
%~ftza1 %1 を、dir の出力行のように展開します。